昨日の夜は鏡開きをして、ぜんざいを作って食べました。
今年も一番の願いは家族みんなの無病息災です。
人生でこんなに美味しく作れたぜんざいは初めてでしたが、翌朝もまたその夜も食べ続けると流石に一年分の豆を食べた気分になります。
「やかんとギター」に引き続き、またデモ作りの話になりますが、今日は録音時のマインドについて綴りたいと思います。
録音時に限らず、音楽をする上でのマインドは言うまでもなく本気です。
「音を楽しむ」と書いて音楽ですが、時には楽しむどころか悩ましいもの(産みの苦しみというやつでしょうか…)に変わったりするのがそれだと感じています。いい加減でも遊び半分でも良い音楽は出来ません。
と、ここまで書きながら「真剣に遊ぶ=音楽」なのかなと今まさに心に閃きました。
若干オチのない話を続けてしまいましたが、先日まさにその音楽の真っ只中の真剣そのものでデモ作りをしていた最中の事です。
夫が側で洗濯物を干しながら、突然笑い出しました。
どうしたの?とヘッドフォンを外して聞くと
「志村けんのひとみばあさんを思い出した」と夫。
…
とても憤慨してしまいましたが、その後の録音は難航極まりありませんでした。
腹を立てれば立てるほど、笑いがこみ上げてきてしまいます。
なんとかコーラスの「ふふはは」を録り終えましたが、やはり録音は誰もいない部屋で一人集中して行うことがベストです。(スタジオがあるなら間違いなくスタジオで録る方が絶対いい。)
ちなみにその後「ふふはは」は依頼主の希望で変更となりました。
真剣だから楽しめる。音楽ってやっぱりいいなとつくづく感じる今日この頃です。
写真は、今もよく懐かしく思い出すカフェFUKIYAでの一枚。
またいつかみんなで集まれる場所を作りたいな。
tidanomiyuki