3月から沖縄県内でオンエアされている docomo の CM に、tidanomiyuki が書いた曲が流れています。
使用されている曲は、今回の CM のために新たに書き下ろした曲です。
演出家の方から「つながる」というキーワードと仮の映像をもらい、それを参考にしながら作りました。
今の私たちには、どこにいても、どんな時でも、誰かとつながれるということが当たり前になっていますが、少し立ち止まって考えてみると、10年以上前にはなかった便利さが至る所にあることに気づきます。
スマートフォンが最たる例ですが、
人との距離を保つことや行動範囲が制限されるようになった今では、なおさら「つながる」という意味が大きくなったように思えます。
物理的な距離を測らざるをえなくなってしまった当初、なんだかつながることがぎこちなくなってしまったように感じていました。
前まではランチタイムが一番の楽しみで、恋の話に花を咲かせたり、愚痴を言い合ったりしていた仲間とも、突然できた距離感に戸惑いを隠せませんでした。
そういった人とのコミュニケーションで寂しく感じることも多くあったのですが、一方で昔からの友達や家族とネットを通してつながることが多くなったということもありました。
友達や家族に直接会うことが難しくても、LINE のやりとりや zoom などのビデオチャットで顔を見て話せることで、とても心が和みました。
もしそういったことがまだできない時代だったら、きっととっくに孤独に陥ってしまっていたんじゃないかと考えたりします。
ネットやスマホなど、今ある便利を一体誰が最初に作ったのかも知らずに使っていますが、つながれることの有り難さをあらためて感じるこの頃です。
「世界を 変えてく 新しいもの
変わらない 誰かの優しさを つなげてく」
まだまだ想像もつかないような未来が、この先も待っていると思います。
どんなに便利な世の中になっても、きっと誰かを思う気持ちはずっと変わらない。
そう信じて書いた歌詞です。
わずか30秒という短い曲ですが、ぜひ CM を通して聴いてもらえるとうれしいです。
そしてもし耳にした際はぜひ教えてください。
新しい出会いにつながることを楽しみにしています。
tidanomiyuki
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