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  • 執筆者の写真tidanomiyuki

理想と現実

更新日:2021年1月16日


初めて就職した先は、東京銀座にあるベンチャー企業でした。

イギリス留学からの帰国後すぐに勤めた会社でした。

終電で帰るのは当たり前で、家にいる時間はほとんどないような生活を送っていました。

疲れ果てて帰ってきた日でもギターを少し弾くと、身に沁みるように癒されたことを覚えています。


2011年に沖縄に戻ってきた時、もっとたくさん音楽をしたいという気持ちが強くなっていました。

当時96歳だった祖母と一緒に暮らしながら、音楽とバイトの日々を過ごしていました。

たくさんの人と出会い、音楽をする場所もどんどん増えていきました。


そう過ごしていく中で、どうやったら好きな音楽だけで暮らしていけるようになるかをよく考えるようになっていました。

どこかのレーベルや事務所に入れば、その後はどうにかやっていけるんじゃないかと思い、オーディションを受けまくった時期もありました。

そして右も左も分からず色々な所に当たって砕けながら、気づいたことがありました。



私が本当にやりたいこと。


それは、曲を作ることだと。


一生曲を作りながら暮らせたら、どんなに幸せだろう。


そのためにはどうしたら良いんだろう。。




2015年、1stアルバム「Waltz for Stew」を自主制作でリリースしました。

それを全国の音楽関係のところへ送りました。たしか全部で50社ぐらいだったと思います。

しばらくしてそのうちの1社から連絡を頂きました。

初めてCMソングに決まった日は、飛び跳ねて喜びました。


初めて作ったCDは300枚でした。

300枚も売れるのかと思っていましたが、今はもう手持ちは一枚もありません。


夢を見るあまり、色々と直面する壁も多いのですが、

今、理想と現実は少しずつ近づいてきているように思います。




また一つ別の話になるのですが、

実はある学校に通い始めてもうすぐ2年になります。今年の春卒業予定です。

Illustrator と Photoshop を学び、検定も無事合格しました。


音楽活動をする上で、何かと必要になってくるのが「デザイン」です。


今までデザイナーの方にお願いすることが多かったのですが、自分でやってみたい気持ちが強くなり、その術を身につけようと学び始めました。


卒業後は新しい勤め先で新しい日々が始まりますが、目標に向かって突き進んでいきたいなと思います。



きっと絶対、「好きなことだけして生きていく!」(文筆家の千田琢哉氏の言葉に応えて。)


tidanomiyuki

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